通り抜け導線の利点と難点
.通り抜け動線の利点と難点
子どもたちの夏休みも終わり、お父さんもお母さんもほっと一息
といったところでしょうか…。
きっとお疲れのおじいちゃんおばあちゃんもおられるでしょうね。
皆様お疲れ様です。
そして子どもたちも、ぼちぼち2学期の生活に慣れていけるといいですね。
さて、夏になると思うのですが我が家の玄関は、靴とサンダルを
4人が出しておくので靴が8足常に出ている状態となります。
確かに仕事や学校は靴、そして普段のちょっと出かけるはサンダル…
そうなると玄関は靴でいっぱいになります。
なので最近は来客から見えない玄関脇に1帖~2帖ほどの
土間収納(シューズクローゼット)をつくる方が多いのですが、
そうするとやりたくなるのが、
土間収納から玄関ホールへと
通り抜ける動線づくりです。
しかし、一見便利そうに感じるこのアイデアも、
実は2つのイライラをつくりだす
原因になってしまうかもしれません。
まず1つ目が、
「靴を脱ぎ履きする場所が狭過ぎて
朝の混雑時にイライラする問題」です。
つまり、せっかく家を建てたのに、
結局アパートで暮らしていた時と
何ら状況が変わらないということですね。
土間収納には棚がある分、
どうしてもホールに上がる幅が
狭くなってしまいますからね。
ましてや、この土間収納に
冬のアウターを吊っているとしたら、
その袖のかさばりのせいで、
家族玄関が圧迫され、
なおのこと狭々しく感じる
んじゃないでしょうか。
また、子供たちが中学生になれば、
雨の日はカッパを着て
自転車で学校に行くわけですが、
そんな狭いスペースで
カッパを着たり脱いだりするのは、
きっと子供たちにとっても
ストレスになるでしょうしね。
そして2つ目が、
「思ったより荷物が置けない」
というイライラです。
というのも、
通り抜けしなければいけないということは、
イコールそこに全く荷物が置けないからです。
つまり通路を確保しなければいけない分、
必然的に収納量が減ってしまうというわけですね。
そして、やがて家族の成長とともに
荷物はどんどん増えていくのですが、
そうなると、とてもじゃないけど
その棚だけでは荷物が収まらなくなり、
いつの間にか来客用玄関で
靴の脱ぎ履きをするようになり、
家族用玄関はスッカリ物置と化し、
通り抜け出来なくなるというわけです。
そんなこんなで、
個人的には通り抜け動線は、どのように作るのがいいのか
よく考えてつける必要があると思うのです。
理由は、先程もご説明したように
壁がなくなり通路が出来ることによって
収納が減ってしまうからです。
だとしたら、
収納量が変わらないのであれば
通り抜けをやめて収納スペースを減らした方が、
床面積が小さくなり、
その分家のコストが安くなるので、
そっちの方が良いという考え方もありますよね。
通り抜けられず回り込んだとしても、
わずか数歩の差ですしね。
もちろん、あくまでこれは1つの意見であり、
これが絶対に正しいわけでもありません。
しかし、分かっておいてもらいたいことは、
通り抜け動線は動線が短くなるというメリットがある反面、
収納が減ってしまうというデメリットがあるということです。
なので、自分の荷物量と
実際の暮らしを想像してみた上で、
そうするかしないかを
考えてみていただければと思います。
- 2024.08/28
- 通り抜け導線の利点と難点












